地方法人税 (国税)


 地方法人税はその名前から地方税と思われがちですが、実際は国に収める国税です。現行の法人税法上は 法人税の一部を事業所にある地方自治体に収めていますが、自治体によって法人の数には偏りがあります。 そのため法人の数によって自治体ごとの歳入が大きく変わってしまっていました。
そこで、自治体ごとの税収のばらつきを減らすために地方法人税として国に一旦税金を収め、国が改めて 地方交付税として適正に配分することとなりました。法人税を納める義務がある法人は全て収めなければ なりません。


地方法人税の税額は、
 ・(納めるべき地方法人税の額)=(課税標準法人税額)×10.3%
で計算します


POINT!!

※地方法人税の税率の10.3%(現行:4.4%)への引上げは、平成31年10月1日以後に開始する 事業年度から適用します



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